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第2回社内勉強会 救急措置研修【心配蘇生法・AED】

2008.08.09.14:43

「救急措置法」

平成20年8月9日@目黒区緑ヶ丘文化会館

 今回の救急措置法の勉強会のキーとなる要素は「繰り返し」でした。日本赤十字社に依頼し、緑ヶ丘文化会館において「赤十字救急法基礎講習」を受講させていただきました。インストラクターの方は全部で3名、全てボランティアでした。

 最初の1時間は救急法に関する講義=”知識を得る場”でした。”赤十字救急法とは”、”救急法を実践する際の心得”から始まり、観察の重要性と観察方法・手順、そして心肺蘇生法のやり方へと進みました。医療職にとって、今まで学んだことでもあり、それが復習の場であったスタッフも多かったと思います。しかし、その理解が本当の意味での理解であるかどうかを確認できたのは、その後に行われた実技を通して、だったように感じます。

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 講義後残りの4時間、全講習時間の実に8割が実技に充てられていました。基本は、講義の中で学んだことの確認でした。その実技を通して人工呼吸、心臓マッサージ、AEDを使用した蘇生法を「繰り返し」学びました。

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 傷病者を発見したときにまず必要なのが自身の安全の確認。二次災害に巻き込まれないよう注意しなければなりません。そして次に傷病者の観察を行います。出血はあるか、意識はあるか、瞳孔、脈拍、顔色、手足は動かせるか...きちんとした観察をしなければ、適当な処置ができません。意識がある場合は、救急隊が到着するまで楽な体位で寝かせておく必要があります。(左写真)

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 意識がない場合、呼吸の確認をします(右写真)。気絶しているだけで呼吸がある方に、心肺蘇生法を行っていけないのは当然だからです。しかし、普通の呼吸、荒い呼吸、か細い呼吸と、色々な呼吸をしてもらってそれを耳元で確認してみると、その確認の難しさを実感します。実際の現場では、人の話し声や交通騒音など、呼吸確認を妨げる音がたくさんあります。胸の動きとあわせ、きちんと把握することが重要だと学びました。

 呼吸がないことを確認したら、ただちに心肺蘇生法を実行します。下あごを持ち上げて気道を確保し、鼻をつまみながら息を送り込みます。

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 実際の練習に使用したボディとAED(練習用)です。若干はにかんでいますが、人工呼吸できちんと息を送り込まないと、胸がふくらみません。約1秒間かけながら、ゆっくりと息を吹き込みます。目線は胸へ。きちんと空気が入っているかを確認しながら行います。

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 人工呼吸を2回行ったら、直ぐに心臓マッサージに移ります。足を少し開き気味に膝立ちし、1分間に約100回のペースで連続30回、胸骨を圧迫します。

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 心臓マッサージは、強く、早く、絶え間なくを意識して行うことが重要であることを体で学びました。

  そしてここから、いわゆる”特訓”が始まりました。

「観察」⇒「助けを呼ぶ」⇒「呼吸確認」の後、
「人工呼吸2回」⇒「心臓マッサージ」⇒「人工呼吸2回」⇒「心臓マッサージ」
を延々と続けます。チームになりローテーションで役割分担をし、自分で行う、チームメンバーが行うのを見る、を繰り返すのです。合わせて30回は行ったのではないでしょうか。

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 繰り返し行ったことで、頭で考えなくても体が動くようになりました。そして講習修了後に検定が行われましたが、当然ながら全員合格。合格者には3年間有効の修了証が発行されした。修了証に限定期間が設けられている理由は、救急措置法そのものが日々変化しているものであるためだそうです。当社の看護師が仮に看護学校時に同様の講習を受けていたとしても、その内容はすでに過去のものである可能性が高いのです。

 最後にメインインストラクターの山口さんがおっしゃった言葉があります。

 「自信をもってやってください。善意の行動に間違いはありません。救急措置法は幸せになるために身につけるものです。自分の幸せではなく、人の幸せのためです。その現場にいあわせた者が、それが出来るかどうかで傷ついた方の未来が変わる可能性があります。」

 この日学んだことは技術です。しかし、実際に事が起きたときにその技術が活きるかどうかはメンタルの問題です。「自信を持つ」、つまり「自分を見失わないこと」。講習後、「自身を持った」と言うスタッフが多かったことが、何よりの収穫ではなかったかと感じます。

 ここに一人のスタッフの感想を引用します。

 「今回の救急講習は、以前のアンケートでも希望したものでしたので、参加できてとても良かったと思います。実際に、訪問時にお客様が意識消失したことがあり、その際、とても慌ててしまったことを覚えています。幸い直ぐに回復されましたが、心肺停止だったら...と冷や汗が出ます。今回の講習を受けて、もし必要となった時、適切な対応がとれる自信がつきました。最後に先生がおっしゃった、「間違ってもいい。善意で行っているのだから」という言葉が印象的でした。是非、実行したいと思います。」


●参加したスタッフの感想●

・救急措置の手順は、年々新しいものになっている現状があり、最新の知識を学ぶ貴重な機会となりました。実技の時間を多く設けていただいたので、身に沁みこむように学ぶことができました。

・救急の基礎について学ぶことができました。知識だけではなく、実技が多かったのが良いと思いました。

・ 実は前から”何かあったら”とびくびくしていたところがありました。基本的なことですが、知っていると知らないとでは大違いなので、今回受講したことで落ち着いて、自信を持って緊急事態にも対処できると思います。

・実際、このような場面に遭遇したときに自分に出来ることは何か?という疑問をいつも持っていたので、今回の講習で、そのモヤモヤが少し取れたような気がします。

・どういった内容の講習であるのか想像しながら入室したが、いざ実技が始まると、肩が震えるような緊張感を覚えました。

・人命救助がこんなに大変だとは思いませんでした。実際に、その場面に直面したときに、少しでも助けになれるよう、今日の勉強会の内容はできる限り長い間、頭の中に留めておくよう心がけたいと思います。

・措置在宅の限られた物の中で、応急法も工夫して、迅速にできるよう、日頃からシミュレーションをしておきたいと実感しました。今日いただいた人工呼吸用のマスクを訪問バッグの中に入れておきたいと思います。

・AEDを使用した蘇生法は今回始めて体験しましたが、意外と操作が簡単で分かりやすく安心しました。

・実際緊急を要する場面に出くわしたら、まず深呼吸して自分を落ち着かせることが必要だと思いました。”one for all, all for one”ですね。

・今後、自分で今日のをおさらいしながら、イメージトレーニングを重ねていくことが重要だろうと思う。非日常的な技術ではあるが、「自分のものにしておく」ことで、日々の訪問内容に奥行きを出すこともできると思う。

・以前に同様の研修を受けたことがあるが、改めて忘れていたことを再確認できたり、また新しいことも学べたりと有意義な1日だった。(多数)

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