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平成25年度ソフィアメディセミナー「胃瘻の管理」を開催いたしました!!

2013.07.08.22:17

「胃瘻の管理」


平成25年7月6日(土)にソフィアメディセミナー「胃瘻の管理」を実施いたしました!!

最近、胃瘻についての是非が問われていますが、現に在宅療養にて胃瘻の方は多くいらっしゃいます。評論家ではなく実務家である私たちは、どんな状況であってもお客様が幸せに暮らして頂けるようできる限り支援させていただく使命があります。胃瘻を造った人が尊厳なく苦しみを受けているのだとしたら、それは胃瘻のせいではなく、周りの人たちの意識の問題ではないでしょうか。今回は病院での胃瘻管理とは異なる「在宅での胃瘻管理」のセミナーです。

講師は、鶴岡病院副院長の高橋美香子先生です。高橋先生は副院長という重責の傍ら、在宅医療と内視鏡研究会(世話人)、PEGドクターズネットワーク(副理事)、東北PEG研究会(世話人)、日本PTEG研究会(世話人)と幅広くご活躍されております。著書では『そこが知りたい!PEG、100の質問~太郎と花子のイキイキライフ~』、『PEGのトラブルA to Z』がございます。
昨年も高橋先生にはご教授頂いたところ非常に好評でしたので、今回もお忙しい中、弊社ソフィアメディのためにお願いした次第です。

また、今回はソフィアメディセミナーの受講生として、他法人の訪問看護事業所より20名弱の方にご参加して頂きました。
今後も、在宅医療介護業界の発展に寄与するべく有意義なセミナーを実施して参りたいと考えております。

○受講生の声
 ・PEGのスキンケアトラブルはこれまで何度か遭遇したが、在宅のドクターに相談してもあまり有効な方法や答えが返ってきませんでした。今回、疑問に思ったことが一気にわかりすっきりしました。
 ・PEGのお客様を持つ中で、教科書やネットの知識を元にご家族と試行錯誤していたが、本日の勉強会でたくさん答えを頂けました。
 ・医療的なことだけでなく、具体的なケアを教えて頂き、実践的で非常に勉強になった。ご家族への指導ももう一度見直し、自身も観察も見直したいと思った。
【研修の詳細については下記を参照してください。】

次回は山内豊明先生の「フィジカルアセスメント」です。
ソフィアメディセミナーに参加してみたい方はお気軽にお問合せ下さい。
TEL:03-5768-2853 担当:教育研修課 菅原 まで

胃瘻1


研修の概要は下記の通りです。


1.PEGとは
2.スキンケアとトラブル
3.カテーテルケアとトラブル


irou2.jpg


1.PEGとは
  1)胃瘻からの栄養投与
    ①胃瘻からの栄養投与方法

    ②栄養剤の種類
     ・薬品・・・処方可能(医療保険対応)
     ・食品・・・処方不能

     ・半消化態・・・消化と吸収を要する
     ・成分栄養剤・・吸収のみ

     ・液体
     ・半固形・・・下痢/胃食道逆流/漏れに対応
     ・病態別栄養剤・・糖尿病/腎不全/肺疾患/心不全/術前/肝不全


  2)PEGの種類(メリットとデメリット)
     ・RTH製材
     ・加水タイプの製材
     ・半固形化製材
     ・PEG-J/JET-PEG


irou3.jpg


2.スキンケアとトラブル
  1)スキンケアとトラブルへの対応
    ①日常管理
     ○胃瘻スキンケアの基本
      ・よく観る(注入ごとに接続部と挿入部まで)
      ・きれいにする(よく洗う)
      ・圧迫しない(皮膚とストッパーに1~1.5㎝程度の余裕)

     ○手入れ
      ・イソジン消毒は慢性期は不要
      ・お湯でよく洗う
      ・石鹸も可能
      ・漏れがあるときや乾燥している時は保湿クリーム
      ・ティッシュペーパー(こより)はちょっとしたケアに最適
      ・ガーゼは不適(コスト高、不衛生になりやすい)

     ○入浴
      ・入浴はもちろん普通に入れる
      ・ばんそうこうを貼る必要もなし
        少量のお湯が入ったとしても口からお湯を飲んだのと同じ
      ・入浴後のドライヤーは禁(ドライスキン、熱傷、カテーテル破損)
       

    ②皮膚トラブルと対策
     ○瘻孔感染
      ・排膿がある場合は感染確定
      ・発赤、腫脹、硬結、疼痛等があり、抗菌剤投与や局所の処置、
       栄養剤使用の中止や延期を行ったとき感染しやすい。

     ○圧迫によるびらん潰瘍への対処
      ・圧迫を除去
      ・ストッパーを緩めるかボタンならシャフトの長いものにする
      ・定期的にカテーテルを回転・上下に動かす 等

     ○びらんや潰瘍への対処
      ・油性軟膏を塗布(撥水効果)
      ・粉状皮膚保護材(主にびらん部分に使用)
      ・板状皮膚保護材(緩衝作用に加え、創面を密閉する)

     ○漏れへの対策
      ・半固形化投与
      ・PEG-J

胃瘻1


3.カテーテルケアとトラブル
  1)カテーテルの日常管理
    ①注入ごとに挿入部を十分に観察
    ②使用している製品の特長を理解する
     バンパー型・バルーン型
     チューブ型・ボタン型
      チューブ型ではお酢の停滞
    ③交換時期を適切にコーディネートする。

  2)カテーテルトラブルと対策
    ①チューブ型カテーテルはお酢を停滞させる。
     ※酢水は食用酢を使うこと(10倍希釈)
      薬局の酢酸は濃度が高いので絶対に使用しない。

    ②カテーテルケア
     ・本体が汚れたカテーテルは元に戻らない。
      汚さないような管理が重要
     ・劣化したカテーテルはすぐ新しいものに交換する。

    ③事故抜去予防のために
     ○自己抜去予防
      ・ボタン型を選択
      ・胃壁固定を併用
      ・抜去予防衣の着用

     ○抜去事故予防
      ・抜去事故の頻度の高い操作である、車いす、ストレッチャー
       おむつ交換、更衣、入浴は注意する。
      ・常にチューブの位置に配慮する。

    ※事故やトラブルはきちんとやっててもまれに発生する。
     重要なのは「対策を知っておく」こと。
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