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平成24年度第2回社内勉強会 「認知症患者に対する行動リハビリテーション」

2012.07.21.18:24

「認知症患者に対する行動リハビリテーション」


平成24年7月21日(土)、平成24年社内勉強会を実施いたしました。

今回の研修テーマは「認知症患者に対する行動リハビリテーション」です。
講師は高知リハビリテーション学院理学療法学科 山崎裕司先生です。
本日の勉強会のために、はるばる高知から東京までお越し頂きました。

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日頃、お客様と接する上で、いかにご本人に意欲を持ってリハビリを行って頂くか、実際にリハビリ効果を上げるためにはどうすれば良いのか、認知症のお客様で指示が入りづらいお客様にはどう接すれば良いのかに悩まれているスタッフは多いものです。

今まで、それぞれ自分なりに考え対応してきてはいますが、行動分析学といった科学的アプローチを基に対応方法をご教授頂きました。山崎先生は行動分析学を基にした、実際の臨床データや声掛け、対応方法による行動パターンの変化を動画を交え、わかりやすく説明して頂きました。明日にでも使えるような具体的なアプローチ方法が満載だったので、受講者のスタッフも真剣に耳を傾けています。満足度も非常に高かったです。

また、今回の行動分析学におけるアプローチは、特に部下への指導方法でも応用可能な講義でした。日々、スタッフに指導を行っている管理者および指導員についても、どうすれば意欲的に働くことができるのか、成長を促す上での重要なキーファクターを学ぶことができ有意義な時間を持つことができました。

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「認知症患者に対する行動リハビリテーション」の講義概要は次の3点です。

1.動作障害の新たなとらえ方
2.認知症患者における動作練習の問題点
3.認知賞患者に対する介入

  1)言語指示に従える場合の介入
  2)言語指示に従えない場合の介入
  3)チームアプローチの重要性

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各項目に対する詳細内容

1.動作障害の新たなとらえ方
  1)行動分析学の考え方
    ・オペラント行動分析では「先行刺激(行動するときの周囲の環境)」→「行動」→「後続
     刺激(行動した後に、環境から得られる応答)」に分けられる。
    ・意欲があるから行動するのではなく、行動前の準備と行動後のフォローが行動への意欲を
     引き出す。
    ・行動前(先行刺激)に「やることが明確」「できそうという見通し」「やると良いことが
     ある」という環境をつくり、行動後(後続刺激)成功体験を積ませ承認することが次の行
     動への意欲を生み出す。
    ・意欲は練習がうまくいく(成功体験)とあがり、練習がうまくいかない(失敗体験)と下
     がる。
    ・失敗が続くとやる気がなくなる。難しすぎる動作障害は動作学習を阻害する。

  2)ADLの新たな原因分析には
    ・原因分析手法は「先行刺激の問題(知識の問題)」「技術の問題」「後続刺激の問題」
     「身体の問題」に分けて分析することが重要。
    ・「先行刺激の問題」…行うべきことがわかっていない。どうやればよいのかわかっていな
     い。
    ・「技術の問題」…やり方はわかっていても、技術が無いためできない。
    ・「後続刺激の問題」…失敗が多い。上達が無い。
    ・「身体の問題」…行動する必要な体力要素、認知機能を有しない。

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2.認知症患者における動作練習の問題点
    ・文字、図による視覚的教示(消えない刺激)による無誤学習が非常に有効
    ・口頭指示の場合、具体的な教示が必要

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3.認知賞患者に対する介入
    ・認知症患者は、知識の問題と見通しがもてないことによって動作訓練が困難となりやすい。
    ・言語指示に従える場合、教示とプロンプト・フェイディングの技法が有用。
    ・言語指示に従えない場合、言語がもつ行動制御機能を高めるように無誤学習を徹底する。
    ・チームアプローチを強化するにはチェックリストを活用すべき


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管理人のみ閲覧できます

2012.09.14.11:19

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ご質問ありがとうございます。 ソフィアメディ株式会社です

2012.09.14.15:09

宮田様

はじめまして。
ソフィアメディ株式会社で教育・研修担当をしております土佐と申します。
この度は、弊社のホームページをご覧いただき、また研修ブログにコメントをいただきましてありがとうございました。
弊社では、職員のスキル向上を目指し、月1回程度、外部の先生を講師にお招きし研修を行っております。
今回ご覧いただきました研修もその一環として、認知症患者に対するリハビリテーションを行動分析学の観点から捉えるための概要を教えていただいたものでした。
そのため、ご質問いただきました「行動分析のスケール」について、私どもから回答することは難しいのですが、今回ご講義いただきました「高知リハビリテーション学院 山崎裕司先生」は多くの論文や著書がございますので、そちらをご覧いただければお探しの情報に近いものがあるかと存じます。
お役に立てず申し訳ありませんが、弊社では随時研修報告を行っておりますので、今後もご覧いただければ幸いです。

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